月刊ニュース283号

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月刊ニュース283号
《月刊ニュース》
№283
平成 27 年 4 月 10 日
愛知県獣医師会臨床部会
発行者:清水 敏光
目
次
※ 平成 26 年度臨床部会第 10 回役員会報告・・・①
※ 平成 26 年度臨床部会総会報告・・・④
※ 学校協力獣医師制度に関する Q&A・・・④
※ 平成 26 年度新入会員研修会に参加して・・・⑤
※ 東日本大震災被災者が疎開先で実施する狂犬病予防注射料金への助成について・・・⑥
※ 募金箱設置についてのお願い・・・⑥
※ 岐阜大学動物病院獣医臨床セミナー終了のお知らせ・・・⑥
※ 学術セミナーの案内・・・⑦
※平成 26 年度(公社)愛知県獣医師会臨床部会第 10 回役員会報告
日時:平成 27 年 3 月 29 日(日)14:00~
場所:ウインクあいち 1003 号室
出席:幹事 20 名(うち委任状 1 名)監事 2 名
<事業・会議報告>
・3 月 11 日(水)選挙管理委員会
・3 月 12 日(木)理事会
・3 月 18 日(水)被災動物対策連絡協議会
・3 月 20 日(金)広報委員会
・3 月 24 日(火)学校動物飼育支援委員会
・3 月 29 日(日)臨床部会総会
・4 月 5 日(日)学校協力獣医師診療説明会及び担当者会議
<事業・会議予定>
・4 月 16 日(木)組織規約委員会
・4 月 21 日(火)広報委員会
・4 月 23 日(木)理事会
・4 月 26 日(日)役員会
報告事項
1.理事会報告(第 10 回)
開催日時:平成 27 年 3 月 12 日(木)14:00~
開催場所:(公社)愛知県獣医師会会議室
出席役員:理事:13 名、監事:2 名
報告事項
(1)会費未納者について(平成 27 年 3 月 11 日現在)
・未納者数:20 名(畜産部会:3 名、臨床部会開業:6 名・勤務:3 名、公衆衛生部会:8 名)
・督促を近日中に行う。
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(2)退会者の報告について
・退会者:2 名(畜産部会:1 名、公衆衛生部会:1 名)2 名共死亡退会
(3)第 53 回学術研究発表会開催報告について
・開催日時:平成 27 年 3 月 1 日(日)10:00~16:30
・開催場所:ウインクあいち
・参加者数:55 名(会員:51 名、会員外:4 名)
(4)第 53 回学術研究発表会優秀演題について(敬称略)
・産業動物の部:Actinobacillus pleuropneumoniae12 型による豚胸膜肺炎発生事例及び県内他分離株との薬
剤感受性の比較
中央家畜保健衛生所 鈴木 俊成
・小動物の部:ぶどう膜皮膚症候群の秋田犬における眼球と皮膚の免疫化学的検索
中原動物病院 中原 和人
・公衆衛生の部:O157 食中毒の予防に向けたキュウリの消毒方法の検討について
一宮保健所 都築 秀明
(5)畜産部会セミナー開催報告について
・開催日時:平成 27 年 1 月 31 日(土)13:30~16:00
・開催場所:キャッスルプラザ 4 階梓の間
・参加者数:29 名(会員:21 名、会員外:8 名)
・支出決算額:175,423 円(予算額:194,000 円)
(5)臨床部会新入会員研修会開催報告について
・開催日時:平成 27 年 2 月 22 日(日)13:30~17:00
・開催場所:ウインクあいち 1006 号室
・参加者数:13 名(会員:12 名、会員外:1 名)
・支出決算額:42,890 円(予算額:108,840 円)
(6)動物愛護セミナー開催報告について
・開催日時:平成 27 年 2 月 11 日(火・祝)13:30~16:30
・開催場所:ウインクあいち 1006 号室
・参加者数:48 名(会員:25 名、会員外:23 名)
・支出決算額:141,600 円(支出予算額:177,440 円)
審議事項
(1)平成 27 年度事業計画及び収支予算について
・事業計画:ほぼ例年のとおりの内容である。
収支予算:日獣負担金の 50%を法人会計から公益目的事業会計に変更できたので法人会計がプラス 298 万円
程の予算となった。公益目的事業会計の支出を圧縮できたので、総合計においてもプラス 52 万円程の予算と
なった。
*提案のとおりに事業計画及び収支予算を承認する。
(2)食鳥検査センター検査員の退職年齢延長について
・食鳥検査センター職員就業規程第 17 条第 2 項の規定により検査員 11 名(常勤:8 名、非常勤:3 名)の退職年齢
を 1 年延長したい。
*退職年齢の延長を承認する。
(3)野生動物県民公開講座の開催について
・開催日時:平成 27 年 8 月 9 日(日)13:30~16:00
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・開催場所:ウインクあいち 5 階小ホール
・講師:宮崎 学(動物カメラマン・自然界の報道写真家)
・演題:「イマドキの野生動物」アニマルアイズ動物たちの目から見た環境問題
・定員:220 名(最大 300 名)
・参加費:無料
・広報:小学校・関係機関等でのポスター掲示及びチラシ配布等により積極的に広報を行う。
・支出予算額:440,516 円
*申請のとおりに開催を承認する。
(4)2015 動物感謝デーin JAPAN“World Veterinary Day”協賛について
・開催日:平成 27 年 10 月 3 日(土)
・開催場所:駒沢オリンピック公園
・主催:(公社)日本獣医師会
・協賛金協力:1 口 5 万円以上
*例年のとおりに協賛金 5 万円の支出を承認する。
(5)公益社団法人名古屋市獣医師会設立 50 周年記念式典・祝賀会出席について
・開催日時:平成 27 年 5 月 31 日(日)16:30~20:00
・開催場所:名古屋マリオットアソシアホテル アイリスの間
出席予定者:土屋会長・清水副会長(臨床部会長)・吉永専務理事
祝儀:1 名 1 万円として 3 万円
*専務理事が当日、日小獣社員総会のため出席できないので会長・副会長の出席と祝儀 2 万円の支出を承認す
る。
※次回の理事会は、平成 27 年 4 月 23 日(木)14:00~開催予定
2.部会報告
・平成 27 年 3 月 4 日に懲戒通知書を内容証明郵便で会員本人へ送付した。
・平成 27 年 3 月 3 日に弔慰金・見舞金を送金した。
3.委員会報告
〇綱紀獣医事委員会
・平成 27 年度新入会員研修会を平成 28 年 2 月 21 日(日)にウインクあいちで開催する。
・会員より獣医療法第 17 条に抵触する可能性のあるチラシの報告があった。配布を行っていた会員に事実確
認を行い、チラシの撤去を要請した。また、今回のチラシは行政指導の対象となる。
○学校動物飼育支援委員会
・平成 27 年度ふれあい教室の募集を 3 月 12 日に発送し 4 月中に実施校を決定する。
・学校協力獣医師制度についての説明会を西三河で開催した。
・平成 27 年 4 月 5 日(日)に担当者会議及び学校協力獣医師診療説明会を開催する。
○野生動物救護対策検討委員会
・平成 27 年 8 月 9 日(日)に県民公開講座を開催する。ポスターとチラシを配布するので、ポスターの掲示と
参加者の募集をお願いしたい。
審議事項
1.臨床部会総会について
・総会通知及び議案書の通常総会を総会に修正する。
・事務事業報告の青山会員の所在地を豊田市から安城市に修正する。
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・総会途中で開催する予定であった第 11 回役員会の開催は中止する。
*修正等を承認する。
2.獣医師会役員及び委員の推薦について
・獣医師会役員及び委員の部会推薦は次期部会長と三役で相談して決定する。
・現職の役員及び委員を中心に決定する。
*三役への一任を承認する。
☆次回、役員会開催日 平成 27 年 4 月 26 日(日)14:00~
※平成 26 年度(公社)愛知県獣医師会臨床部会総会報告
日時:平成 27 年 3 月 29 日(日)15:00~
場所:ウインクあいち 1003 号室
会員:477 名
出席:297 名(うち委任状 254 名)
定刻となり平成 26 年度(公社)愛知県獣医師会臨床部会総会を開会する。
清水部会長の部会長挨拶及び土屋獣医師会長の来賓挨拶に続き、清水部会長を仮議長として議長の選任を行
う。臨床部会規約第 18 条の規定により松原会員(瀬戸分会)を議長に選出し、議事録を三澤副部会長が作成し、
議長及び部会長を議事録署名人とする。
資格審査委員より出席状況の報告があり、会員 477 名中 297 名(うち委任状 254 名)出席で臨床部会規約第
19 条の規定により総会の成立が議長より宣誓される。執行部より議案書の一部修正があり、その後、議案の
審議が開始される。
第 1 号議案 役員の承認について
*賛成 284 名、反対 0 名、保留 0 名で提案のとおりに承認される。
一時休会し、次期役員により副部会長の選出が行われる。
再開後、杉本次期部会長より次期副部会長として三澤・内藤幹事が選出されたことが報告され、その後、議
案の審議が再開された。
第 2 号議案 選挙管理委員及び綱紀獣医事委員の承認について
*賛成 281 名、反対 0 名、保留 0 名で提案のとおりに承認される。
以上で議案の審議を終了し、引き続き、委員会事業報告及び事業計画の説明が行われ、総会を終了する。
※学校協力獣医師制度に関する Q&A
学校動物飼育支援委員会
今年度から開始する新しい学校動物の支援活動である「学校協力獣医師制度」の制度説明会を 1 月 25 日に
豊橋市ライフポートとよはし、2 月 8 日に名古屋会議室駅前店、3 月 8 日に岡崎市動物総合センターにて開催
いたしました。3 会場には、合計のべ 64 名の方々に足を運んでいただきました。ご参加ありがとうございま
した。
説明会では、多くのご質問をいただきましたので Q&A としてここに一部を掲載させていただきます。
各地域の学校の動物を助けるだけでなく、子供たちを守る制度でもあります。
まだ開始前の制度ですが、これから多様な問題が出てくるかと思われます。可能な限り委員会で対応していく
方針ですが、多くの先生方の支援が必要と致しますので何卒ご協力をお願いいたします。
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不明な点がありましたら委員会もしくは獣医師会事務局にご連絡ください。
学校協力獣医師制度 Q&A
Q1.この制度はいつから始まるのでしょうか
A1.平成 27 年 6 月 1 日からの実施を予定しています。
Q2.他の分会へ行って治療をお願いされることはあるのでしょうか
A2.他分会での診療は基本的にありません。
Q3.報告書を提出する前に診察&治療をして清算も終了しているケースはどのように対応をしたらいいでし
ょうか?
A3.制度開始後は、窓口での精算はなくなり、報告書によって見積書を作成します。しかし、以前のように窓
口精算してしまった場合も報告書だけは提出していただきます。
Q4.義務教育下の公立小学校だけを対象にしていますが、もっと対象を広げる予定は無いのですか?
A4.現在のところ予定はありません。しかし将来的には幼稚園、保育園まで広げたいと考えております。
Q5.ふれあい教室等で疾患等が見られた場合、どのような対応をしたら良いのでしょうか?
A5.県獣主催のふれ合い教室であれば、地区委員または分会担当者が参加されていますのでご相談ください。
また、問題が大きくなりそうなケース(人獣共通感染症等)は県獣にご連絡ください。
Q6.現在、無料で診ている小学校がありますが、これからは請求したほうが良いでしょうか。
A6.将来的にその地域の自治体で予算化していただくためにも、動物を飼育するには経費がかかることを認識
してもらうためにも請求してください。
Q7.治療費に関して学校側はどの程度の予算を算出しているのですか?
A7.各自治体によって違いますが、学校動物は備品として扱われていますので学校の備品費があてられている
ケースが多いようです。
Q8.治療費の消費税はどうしたらいいのでしょうか?
A8.各病院の方法(内税、外税)でご請求ください。
Q9.岡崎市獣医師会のふれあい教室としての活動費は出るが、治療費については出ていません。これからどの
様に対応したらいいのでしょうか?
A9.新制度に沿って治療・請求していただきます。
Q10.学校から治療費の問い合わせがあったら見積もりを出していいのでしょうか?
A10.貴院の診療費としての見積もりを出していただいて構いません。
Q11.診療費の目安として県獣から料金の指導が出るのでしょうか?
A11.県獣からは診療費の規定は設けておりませんが、学校動物としての治療と診療費を心がけてください。
Q12.治療費の例で設定した金額をどのように決めたのでしょうか?
A12.獣医師会で金額を決めることは出来ませんので、学校の予算や診療原価を考えて作製している委員の病
院で実施している金額を一例として表示させて頂きました。
※平成 26 年度新入会員研修会に参加して
長瀬 正樹(一宮分会)
平成 27 年 2 月 22 日、愛知県獣医師会臨床部会による新入会員研修会に参加させていただきました。
ご多忙の中このような研修会を開催していただきました先生方に深く感謝いたします
研修内容としては、まず愛知県獣医師会の活動内容についての説明、その後獣医療トラブル、コミュニケー
ションスキルについてのお話をしていだきました。
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今回の研修会を行う大きな目的の一つが、
「獣医療トラブルを回避する」ということにあるとのことで、大
変詳しく説明をしていただきました。
近年の裁判事例や法律問題、インフォームドコンセントの重要性や同意書の問題などなど、獣医療の現状に
非常に即した内容で勉強になりました。実際、普段の診療でいつ起きてもおかしくないわけですし、各種トラ
ブルを未然に防ぐためにはこのような研修は大変有意義なものだと思いました。
今回の研修内容を参考にさせていただき、飼い主様に対して真摯な対応を心がけて日々の診療を行っていき
たいと思います。
※東日本大震災被災者が疎開先で実施する狂犬病予防注射料金への助成について
東日本大震災の被災者が疎開先で狂犬病予防注射の実施を市町村に相談され、事前に市町村より(公社)愛知
県獣医師会会員の動物病院を指定され、本会へ狂犬病予防注射実施の依頼があった場合は、狂犬病予防注射料
金は本会が負担することとしましたのでご案内いたします。
(当日、被災者証明書を必ずご提示いただくよう
市町村に申入れてあります。
)
狂犬病予防注射を依頼されました会員の方は、助成申請書に「狂犬病予防注射済証」の写しを添付し申請し
てください。
なお、実施後、事務局あてにご連絡いただければ助成申請書をFAX若しくはメールにて送付させていただ
きます。
※募金箱設置についてのお願い
長久手市にあります社会福祉法人日本介助犬協会介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~で実施されて
いる介助犬の育成および運営を支援することを目的とした募金箱の設置にご協力をお願いいたします。
募金箱を設置していただける会員の方は、臨床部会事務局までご連絡ください。
また、盲導犬募金箱の設置をしていただける会員の方は、募金箱設置申込書をお送りしますので事務局まで
ご連絡ください。
※岐阜大学動物病院獣医臨床セミナー終了のお知らせ
岐阜大学応用生物科学部附属動物病院
病
院 長
前 田
貞 俊
岐阜大学附属動物病院では、2005 年より 10 年間にわたり計 34 回の獣医臨床セミナーを開催してまいりま
した。本セミナーの目的は、本学附属動物病院と近隣獣医師会および開業獣医師との連携を深め、中部地区に
おける小動物獣医療の発展に寄与することでありました。10 年目の節目を迎え、当初の目的は一定の成果を
あげることが出来たと感じています。また、時代の変化とともに、地域開業獣医師が臨床セミナーに求める内
容も変化してきていると思われ、より専門的な内容を求める声を多く聞きます。そこで、平成 26 年度末にて
現行の臨床セミナーを終了することとなりました。今後は各専門分野において、より専門性の高いセミナーを
企画し、地域の獣医療の発展のために努めて参りたいと存じます。
今後とも変わらないご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
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※学術セミナーの案内
1.JBVP レクチャーシリーズ in 名古屋
日
程:①4 月 17 日(金)心臓の聴診
②5 月 15 日(金)呼吸音の聴診
③6 月 5 日(金)心電図波形の成立機序と心腔拡大診断④7 月 3 日(金)代表的な不整脈
⑤8 月 6 日(木)心エコー図検査
⑥9 月 10 日(木)・11 日(金)犬の僧帽弁閉鎖不全症
⑦10 月 8 日(木)・9 日(金)猫の肥大型心筋症
⑧11 月 6 日(金)慢性腎臓病の診断・治療
時
間:21:00~23:00(受付:20:30~)
場
所:名古屋コミニュケーションアート専門学校第 2 校舎 8 階
内
容:心臓病シリーズ及び腎臓病
講
師:竹村 直行(日本獣医生命科学大学)
参加費:3,000 円(別途ハンドアウト代として 1,000 円)
*ご希望の講義にいつでも参加することができます。初回のみ受講申込書にご記入いただきます。事前申込・
事前登録は必要ありません。
問合先:JBVP レクチャーシリーズ名古屋事務局
あいち動物病院内 吉村 徳裕
〒483-8228 江南市赤童子町桜町 62
E-mail:yoshimura@jbvp.org
TEL:0587-53-5755 FAX:0587-53-6621
月刊ニュースへの掲載依頼は、(公社)愛知県獣医師会臨床部会事務局(kaigyou@aichi-vet.or.jp)までメール
でお願いします。
月刊ニュース編集委員
佐羽 建・林 健一
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