No.31 - GRENE NC-CARP

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No.31 - GRENE NC-CARP
No.31
JPbiomass-net
バイオマスネットワーク
ニュースレター
No.31
発行日 2015年4月15日
JPbiomass-net Report (32)
NC-CARP プロジェクトにおけるネットワーク形成と教育
福田 裕穂
NC-CARP 代表
東京大学大学院理学系研究科長
序
とアジアの研究拠点との連携を行うこ
とにしました。
植物 CO2 資源化研究拠点ネットワー
ク(Network of Centers of Carbon Diox-
成果
ide Resource Studies in Plants : NCCARP)プロジェクトは今年度が最終年
1. ネットワークづくり
度 に な り ま す。そ こ で,こ の 機 会 に,
上述のように「これまでほとんど交
NC-CARP プロジェクトのネットワーク
流のない,バイオマスに関係する様々
形成と教育についての成果と課題を皆様
な分野の研究者を繋ぎ,互いに有機的
にお知らせしたいと考えました。今後と
な研究ができるネットワークを形成す
も,皆様のご支援をいただけますと幸い
る」,これが本研究の大きなミッショ
です。
ンでした。これについてはかなり成功
したのではないかと思います。以下に
背景
NC-CARP は,植物による CO2資源化
具体的な内容を示します。
1)研究ネットワーク
を進めるための技術基盤を作るために,
NC-CARP プロジェクトには,8大
文部科学省の大学発グリーンイノベー
学と3研究所の研究拠点で計22の研究
ション創出事業「グリーン・ネットワー
室が参加しました。そして,学生を含
ク・オブ・エ クセ レン ス(GRENE)事
め た参加 研究者 は 150名を 越えま し
業」の一貫として2013年11月に開始し
た。植物バイオマス育種研究において
ました。NC-CARP では,これまでほと
は,普段交流のない植物分子生物学
んど交流がなかった植物科学研究の拠点
者,光合成研究者,育種研究者が共通
大学・研究所,バイオマス変換利用の拠
の土台の上で議論をしましたし,バイ
点大学・研究所をネットワーク化し,植
オマスリファイナリー研究グループで
物育種からバイオマスリファイナリーま
は,高付加価値エンジニアリングプラ
での一貫型研究体制を作ることを目指し
スチック創出に向け,工学,農学,化
ました。同時に,これらの一貫研究を担
学の研究室がタックを組むとともに,
う大学院生および若手研究者の育成を目
品質評価のためのハイスループット手
指しました。また,出口をきちんと見据
法の開発を目指しました。何より重要
えた研究を行うために,産業界との連携
だと考えるのは,22すべての研究室
1
CONTENTS
JPbiomass-net Report
◆NC-CARPプロジェクトにおけ
るネットワーク形成と教育
シンポジウム開催案内・公募
情報
◆“未来へのバイオ技術”勉
強会「神戸発,食のグロー
バルイノベーション~バイオ
プロダクション次世代農工連
携拠点の成果より」
(2015.04.20)
◆第2回SBJシンポジウム
―代謝工学,メタボロミク
ス,合成生物学が拓く生物
工学の新たな潮流―
(2015.05.22)
●2015年度バイオインダスト
リー協会賞候補者募集
●2015年度発酵と代謝研究
奨励賞候補者募集
●2015年度化学・生物素材
研究開発奨励賞候補者募
集
●CREST・さきがけ平成27
年度研究提案募集(第1
期)
JPbiomass-net へのご寄稿,イベン
トの開催案内など掲載希望の情
報,配信先アドレスの追加・変更
および配信停止については,NCCARP 事務局までお知らせくださ
い。
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No.31
がお互いに情報を交換するだけ
置かれた状況や地域性を考えな
オマスリファイナリー研究会を
で な く,一 貫 型 の 研 究 に 向 け
くてはいけないということで
開 催 し,毎 回 2 ~ 3 題 の 講 演 を
て,共 同 研 究 を 行 っ た こ と で
す。その結果,将来の日本のバ
行っています。講演者は,植物
す。
イオマス研究と産業化を考える
育種研究者,バイオマスリファ
また,2013年秋に同様の研究
と,NC-CARP と しては,ア ジ
イナリー研究者,企業のバイオ
ミッションを持つ,「二酸化炭
アを軸に連携するのがよいと考
戦略室員など極めて多様です。
素資源化を目指した植物の物質
え た わ け で す。そ の こ と も あ
たとえば,直近の今年1月30日
生産力強化と生産物活用のため
り,後で述べる海外圃場実習は
の講演は,千葉大学後藤英司教
の基盤技術の創出」CREST・さ
ケニアのあとは,タイ,ベトナ
授による「植物工場を用いた有
きがけ領域研究と合同の研究発
ムと続けて東南アジアで行い,
用物質生産」,理化学研究所・
表会を開催して研究者ネット
今年は,中国ハルビンで行う予
榊原均グループリーダーによる
ワ ー ク を 広 げ ま し た。ま た,
定です。
「植物ホルモン作用を利用した
ニュースレター JPbiomass-net
そして,昨年12月には,NC-
バイオマス増産技術の開発」,
をネット配信し,バイオマス研
CARP の代表・副代表を含む拠
産業技術総合研究所・玄地裕室
究を取りまく国内・国外の状況
点リーダーがハノイに行き,国
長 に よ る「バ イ オ リ フ ァ イ ナ
の報告,バイオマス関係の集会
際シンポジウムをベトナム農業
リーの LCA 評価」でした。
を紹介し,NC-CARP 内の研究
遺伝研究所(AGI)と共催で開
毎回アンケートを行っている
者 だ け で な く,広 く ア カ デ ミ
催するとともに,AGI とベトナ
のですが,参加者は本プログラ
ア・企業の研究者に情報を提供
ム国立農業大学を訪問し,今後
ムに大いに期待していることが
することで,バイオマスコミュ
のお互いの研究交流の促進をし
わかります。今後さらに,この
ニティーを広げてきました。現
ようということになりました。
取り組みを広げて,近いうちに
在では,ネット配信は 285人に
今年も,中国東北農業大学との
具体的な産学の共同研究に結び
のぼっています。
共催でハルビンにて国際シンポ
つくことを期待しています。
ジウムを開催することを予定し
2)国際ネットワーク
ています。今後,このようなア
2. バイオマス一貫教育
当初 NC-CARP の重要な国際
ジアとの連携をさらに広めてい
1)大学院生教育
連携のパートナーは,アメリカ
くことが大切だと思っていま
合衆国のエネルギー生物科学研
す。
向上からバイオマス生産性の向
究 所(EBI)と ベ ル ギ ー の 生 命
科 学 研 究 所(VIB)と 考 え ま し
CO2 資源化には,光合成能力
上,さらにはバイオマス利活用
3)産学ネットワーク
までの全体のプロセスの向上が
た。いずれも,バイオマスの先
NC-CARP では,研究成果の
必要であり,旧来型の狭いディ
端的な研究をしています。これ
実用化や社会実装を見据えて,
シプリン教育ではこの分野の将
ら研究所との連携を深めるため
アカデミアのバイオマス研究者
来を担う学生の育成は困難で
に,VIB のサマースクールに若
と企業のバイオマス研究者・企
す。また,実際に CO2資源化技
手研究者を派遣し,また両研究
画者が自由に議論できる場とし
術を実用化しそれを世界展開す
所の所長を招待して国際シンポ
て,産学連携コンソーシアムを
るには,今後,企業や国際的な
ジウムを開催しました。
2013年より発足させました。今
連携も重要です。そこで,NC-
しかしながら,交流を深める
年4月現在で,55社129名の企業
CARP では,以下の3つの柱を
につれてお互いの狙いがかなり
関係者を含む193名がコンソー
立て大学院生の教育を行いまし
違うということに気づきまし
シアムに参加しています。コン
た。
た。バイオマス研究はその国の
ソーシアムでは,年に 4回バイ
2
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No.31
図:教育の風景
1. 一貫型バイオマス教育
し,また,将来この講義を広く
2. Face-to-face 教育を重視し
ビデオ配信することを考え,オ
つつ,on-demand 授業を導
ンデマンド講義も導入しまし
入
た。
3. 国際・産学連携教育を導入
なっています。
2)若手研究者教育
CO2 資源化の最先端で国際的
ま た,実習 を 重視 し,2つ の
に活躍できる人材を育成するた
カテゴリーから基盤となる技術
めに,NC-CARP では,22人の
私たちが重視したのは,従来
に関する実習を行いました。こ
優秀な若手研究者を特任助教,
の蛸壺型の教育ではなく,バイ
の結果,分野の異なる若手研究
特任研究員などとして雇用しま
オマス素材である植物の特性か
者間の交流が広がり,授業を越
し た。彼 らに は,年 2回の 合 同
ら,バイオマス変換プロセスま
えた教育効果が得られました。
研究交流会,年 4回のバイオマ
での全過程を理解できる若手研
バイオマス研究の出口を考え
スリファイナリー研究会に積極
究者を養成することでした。こ
るとき,産業化と国際化,特に
的に参加してもらうことで,異
のためにカリキュラムは,植物
ジアとの関係の視点はともに大
分野連携および産学連携への積
関係とバイオリファイナリー関
切 で す。そ こ で,授 業 に お い
極 的 な 参 加 を 促 し ま し た。ま
係の2つのカテゴリーの講義・
て,英語の授業と企業関係者に
た,一部の若手研究者を VIB の
実習をまんべんなく取ることを
よる講義を導入するとともに,
サマープログラムに派遣し,国
要求しました。
実 習 に お い て は,イ ン タ ー ン
際的な視点を身につけることを
学生同士の交流も大事だと考
シップか海外での圃場実習のど
求めました。しかし,最大の教
え,基 本 的 に は 年 に 2 ~ 3 回 集
ちらかを修了することを義務づ
育は,多くの若手研究者を NC-
まってオンサイトスクールを開
けました。これまでに,履修者
CARP の共同研究の中心に置い
講しました(図)。ただ,すべ
数がのべ39人,所定の単位を取
たことで,これにより,実際に
てに参加できない学生を考慮
得して修了した者がのべ7人と
研究の現場で多様なディシプリ
3
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No.31
ンを実践することになりまし
ずれも確実に発展しています。
とから,いまのところ,来年度
た。このような教育により確実
このさらなる発展により,我が
以降,このプログラム継続の目
に,新しい人材が育ってきてい
国の新たな産業基盤をつくるた
処が立っていません。今後,こ
ます。
めのマルチディスプレナリーな
の2つの大事なプログラムを何
技術開発や,それを担う人材の
らかの形で継続できるように,
育成が大いに期待できる状況に
あらゆる努力を続けていきたい
な っ て い ま す。当 然 で す が,
と思っていますので,皆様のご
上 述 し た よ う に,こ の 3 年
ネットワークも教育も継続して
支援をよろしくお願いいたしま
で,我が国で初めて立ち上がっ
初めて意味を持ちます。しかし
す。
たバイオマスネットワークおよ
残 念 な が ら,私 の 力 不 足 も あ
びバイオマス一貫型教育は,い
り,予算獲得ができていないこ
今後の課題
シンポジウム開催案内・公募情報
“未来へのバイオ技術”勉強会「神戸発,食のグローバルイノベーション
~バイオプロダクション次世代農工連携拠点の成果より」
日
時:
会
場:
主
催:
協 力・協 賛:
備
考:
講演会参加費:
2015年4月20日(月)14:00 ~16:50 終了後,交流会あり
(一財)バイオインダストリー協会(東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階)
(一財)バイオインダストリー協会,神戸大学バイオプロダクション次世代農工連携拠点
(公社)日本生物工学会,(公社)日本農芸化学会(予定)
JBA 機能性食品研究会,新資源生物変換研究会が協力しています。
JBA 法人会員:無料,共催・協賛団体会員:無料,JBA 個人会員(アカデミア所属):無料
但し,JBA 法人会員でない企業(事業者)に所属する個人会員は5,000円(税込)
非会員:10,000円(税込)
交流会参加費: 無料
申
込 み: https://ssl.alpha-prm.jp/jba.or.jp/pc/activitie/tip_biotechnology/guidance/001728.html
問
合
せ: 東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階 (一財)バイオインダストリー協会
Tel :03-5541-2731 先端技術・開発部(担当:矢田・穴澤)
14:00 バイオプロダクション次世代
農工連携拠点の紹介
15:00 特異な生理活性を有するイノ
シトール類の開発
16:00 酵素合成グリコーゲンでめざ
す健康維持・増進
14:10 腸管モデルを利用した機能性
食品素材の新規機能性評価シ
ステム構築に向けた取り組み
吉田健一(神戸大学大学院農
学研究科 教授)
芦田均(神戸大学大学院農学
研究科 教授)
イノシトール類には特異な生理活
性を有するものがあり、演者らはそ
れらの有効利用、社会実装を目指し
ている。特 に、血 糖値 を下 げ肥 満を
抑制するピニトールとアルツハイ
マー病の治療・予防効果があるシロイノシトールの作用機作の研究や生
産手法の開発について現状と展望を
紹介する。
演者らは生体機能を調節する食品
因子 の探 索、その 有効 性 検証、生体
利用性、ならびに作用機構解明を実
施し てい る。本講 演で は、デン プン
から調製した「酵素合成グリコーゲ
ン」の 機能 性 解明 の一 環 とし て、肥
満予 防作 用、大腸 炎予 防 作用、なら
びに紫外線防御作用について紹介す
る。
大澤朗(神戸大学大学院農学
研究科 教授)
演者らは,培養系小腸モ デル,培
養系大腸モデル,そして免疫系腸管
モデルの3つの in vitro 試験系を組み
合わせることで,ヒト腸内環境を模
し た,腸 管 モ デ ル シ ス テ ム(Kobe
University Human Intestine Simulation
System [KUHISS])を構築し機能性食
品 素 材 の 機 能 性・安 全 性 の 評 価 を
行っている。
17:00 交流会
4
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No.31
第2回 SBJ シンポジウム
―代謝工学,メタボロミクス,合成生物学が拓く生物工学の新たな潮流―
日
会
主
後
時:
場:
催:
援:
2015年5月22日(金)9:50 ~17:10
大阪大学吹田キャンパス 銀杏会館 三和銀行ホール(大阪府吹田市山田丘2-2)
(公社)日本生物工学会
(公社)日本農芸化学会,(公社)化学工学会,(一財)バイオインダストリー協会
参加費: 無料(事前登録要)
使用言語:英語
申込み: http://www.sbj.or.jp/event/sbj_sympo_20150522.html
問合せ: (公社)日本生物工学会事務局(大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学工学部内)
Tel :06-6876-2731 Fax :06-6879-2034 E-mail : sympo@sbj.or.jp(SBJ シンポジウム担当)
SBJ シンポジウムは,日本生物工
学会がカバーする広い科学技術・教
育分野について,産官学の連携を深
め,さらにはアジアをはじめとした
諸外国の情報や動向について討議す
ることを目的として創立100周年に
向けて新たにスタートしたもので
す。今 回 は,韓 国 生 物 工 学 会
(KSBB)な ど か ら 研 究 者 を 招 待
し,アジアとの連携も図りたいと思
います。多数の皆様のご参加をお待
ちしております。
プログラム:
9:50 Opening remark
五味勝也(東北大学)
10:00 Synthetic Biology for application to bioproduction
花井泰三(九州大学)
11:20 Directed evolution platform
and pathway synergy for the
production of biobased chemical
Claire R. Shen(National
Tsing Hua University, Taiwan)
12:00 Lunch time
13:20 Metabolic diversity of plant
terpenoids, and its application to synthetic biology
村中俊哉(大阪大学)
14:00 Microbial sulfur metabolism
and cysteine fermentation
野中源(味の素株式会社)
14:40 Coffee break
15:00 Current state and future perspective of the "biorefinery"
近藤昭彦(神戸大学)
15:40 Rewiring the metabolic pathways using synthetic RNA
regulators
Gyoo Yeol Jung(Pohang
University of Science, Korea)
16:20 Application of metabolomics
to high resolution phenotype
analysis
福崎英一郎(大阪大学)
17:00 Closing remark
福崎英一郎(大阪大学)
2015年度バイオインダストリー協会賞候補者募集要項
対象分野および対象者:
バイオサイエンス,バイオテクノ
ロジーおよびバイオインダストリー
の分野における研究・技術開発およ
び産業化推進活動で,バイオインダ
ストリーの健全な発展に大きな貢献
をなし,または,今後の発展に大き
な貢献をなすと期待される業績を上
げた個人,少人数のグループまたは
組織とする。対象とする分野は,自
然科学,人文科学および社会科学と
し,生命倫理,リスクアセスメント
等も含む。また,対象業績には,国
民理解,人材育成,標準化,生物資
源アクセス推進,特許制度改革,国
際共同研究推進などを含む。
対象者の資格:
年齢,所属を問わない。
採用件数:原則として1件
賞状および副賞:
当協会長名の賞状および副賞100
万円を授与する。
応募方法:
推薦とする(但し大学等,学術研
究機関の教授・主任研究員クラス以
上,企業においては部課長・主任研
究員クラス以上とする)。
web ページより応募用紙をダウン
ロードし,所定事項をご記入の上,
下記宛て E-mail 添付の PDF にて,
件名に(JBA 賞応募/名前)と明記
しお申し込みください。文字は MS
明朝体,文字サイズは10もしくは
10.5pt を使用してください。
応募締切:2015年5月7日(木)
その他:
応募書類は返却いたしません。応
募により取得した個人情報は,個人
5
情報保護に関する法律の法令および
関係法令を遵守します。
募集要項詳細:
http://www.jba.or.jp/pc/activitie/
research_encouragement/info/
001671.html
問合せ先:
(一財)バイオインダストリー協会
広報部 三賞事務局
〒104-0032 東京都中央区八丁堀226-9 グランデビル8F
Tel :03-5541-2731
Fax :03-5541-2737
E-mail : jbaaward @ jba.or.jp
(@を小文字にご修正ください。)
募 集 内 容 へ の ご 質 問 は,E-mail
の件名に(JBA 賞・質問)と明記の
上,お問い合わせください。
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No.31
2015年度発酵と代謝研究奨励賞候補者募集要項
対象分野および対象者:
バイオサイエンスおよびバイオテ
クノロジーに関連する自然科学分野
で,基礎ならびに応用研究において
優れた業績を上げ,大きな貢献が期
待される若手研究者とする。
対象者の資格:
1. 民間の会社以外の大学・研究所
(非営利の社団法人・財団法人を含
む)等の研究者であること。
2. 本賞授与の時点で当協会の個人
会員であること。
賞状および副賞:
当協会長名の賞状および研究助成
を目的として副賞を授与する。な
お,受賞者は協会の求めに応じ研究
結果の報告を行うものとする。
応募方法:同上
E-mail 添付の PDF にて,件名に
(発酵と代謝賞応募/名前)と明記
しお申し込みください。
応募締切:2015年5月7日(木)
募集要項詳細:
http://www.jba.or.jp/pc/activitie/
research_encouragement/info/
001672.html
問合せ先: JBA 賞に同じ
お問い合わせは E-mail の件名に
(発酵と代謝賞・質問)と記載して
ください。
2015年度化学・生物素材研究開発奨励賞候補者募集
対象分野および対象者:
バイオテクノロジーまたはライフ
サイエンスに関連する化学またはバ
イオの素材に関する分野で,基礎・
応用研究および利用技術開発に携わ
る有望な若手研究者とする。
対象者の資格:
1. 本賞授与の時点で当協会の会員
(個人会員または企業・団体会員の
役員・従業員)であること。
2. 2015年4月1日において年齢45歳
未満であること。
賞状および副賞:
当協会長名の賞状および研究助成
を目的として副賞を授与する。受賞
者は協会の求めに応じ研究結果の報
告を行うものとする。
応募方法:同上
E-mail 添付の PDF にて,件名に
(化学・生物素材賞応募/名前)と
明記しお申し込みください。
募集要項詳細:
http://www.jba.or.jp/pc/activitie/
research_encouragement/info/
001673.html
応募締切:2015年5月7日(木)
問合せ先: JBA 賞に同じ
お問い合わせは,E-mail の件名
に(化学・生物素材賞・質問)と記
載してください。
JST戦略的創造研究推進事業
CREST・さきがけ平成27年度研究提案募集(第1期)
平成27年度は研究提案の募集を2
回に分けて行います。
第1期は,CREST の9研究領域,
さきがけの8研究領域(平成25,26
年度発足の研究領域)において募集
を行います。平成27年度発足新規
研究領域を対象とした第2期につい
ては,平成27年6月中旬の募集を予
定しています。
[詳細]科学技術振興機構(JST)
http://www.senryaku.jst.go.jp/teian.
html
[重要]JST では,競争的資金によ
る公募型事業につきまして,平成
27年度新規提案募集より,「申請
する研究者等は所属機関において研
究倫理教育の講習を修了しているこ
と」を申請条件と致しましたのでご
注意ください。
詳細は「研究倫理教育に関するプ
ログラムの受講について」をご覧く
ださい。
http://www.senryaku.jst.go.jp/teian/
top/juko.html
募集締切:
CREST /平成27年5月19日正午
さきがけ/平成27年5月12日正午
JPbiomass-net ニュースレターバックナンバー
下記サイトより PDF ファイルをダウンロードし
てご覧ください。
<URL> http://nc-carp.org/newsletter/
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書類選考結果の通知:
平成27年6月中旬~7月中旬
面接選考期間:
平成27年6月下旬~7月下旬
研究開始:
平成27年10月以降
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バイオマスネットワーク
ニュースレター No.31
発行日: 2015年4月15日
発行: NC-CARP事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
takama.junko@mail.u-tokyo.ac.jp
http://nc-carp.org